2017年05月30日

そのまま聴く

上司:「この書類、早くまわしてくれる?」
部下:「はい」


これだけの会話。

これだけの会話の中に
幾とおりもの解釈があると考えたことがあるだろうか?
(すみません、ヒマジンなんです 笑)


たとえば


上司:「この書類、早くまわしてくれる?」(今日は、会社にいるのが午前中だけで、午後から出張だから)
部下:「はい」(確か、今日は、午後から出張って言ってたな。じゃ、早く処理しなくちゃ)


この( )の中が
100人いれば100通り(^_^;)


他には


上司:「この書類、早くまわしてくれる?」(遅いな。もっとチャキチャキやれよ)
部下:「はい」(あ、忘れてた)


という場合や


上司:「この書類、早くまわしてくれる?」(クライアントが待ってる、急がなきゃ)
部下:「はい」(今、やろうと思ってたとこなのに。せっかちだな・・・)


という場合もあるかもしれない。



上司:「この書類、早くまわしてくれる?」(今日は、会社にいるのが午前中だけで、午後から出張だから)
部下:「はい」(はっΣ(゜Д゜|||) 私の仕事、遅かった?! わー、どうしよう、迷惑かけてしまったー!)


言う側が何も思ってなくても(自分の都合で言ってるだけでも)
受けとる側が事実以上に自分にダメ出しをしていたり


極端な話


上司:「この書類、早くまわしてくれる?」(今日は、会社にいるのが午前中だけで、午後から出張だから)
部下:「はい」(仕事ができないヤツ、と思われた! >_<)

勝手に否定された気分になっていたり
逆恨みに近いことを考えてみたり・・・などなど

自分の心についた癖で
こんなにも( )の中が複雑なことになってしまったりすることがある。

否定されて育ったり
ネガティブなことを言われ続けたり
自己評価が低いと
悪く受けとりがちで

いちいち気にする「めんどくさいやつ」(表現が悪いかしら)になってしまう(^_^;)
(そしたら優しい人はいちいちフォローしてくれるから、それもめんどくさいことにしてしまっている)


そのままで聴けば
なんでもない言葉を
(事務的会話で済ませられることを)

自分に対する愛のなさから
否定的に受け取っていると

その人にとっては

世の中はさぞ生きにくいところであろう。


だから
自分を愛する

つまり
自分で自分を認められている
ということは大切で

多少の悪意でも
跳ね返せるくらいに
自己肯定感が強いと
楽なのにね。


なんなら
どんな悪意でも
いいほうに解釈して
勝手に
「気が利く人だなぁ」とか
「優しい人だなぁ」とか
「ご親切に、教えてくれてありがとう」とか

思ってるくらいが

自分の世界は平和なのかもしれない
(解釈次第でいい人しかいなくなるから 笑)


( )の中は
往々にして
思い込みや刷り込みであることが多い。

相手の思惑とズレていることも多い。

その考え方のズレが
実際の関係性の中でも大きなズレをつくる。

だから
お人好しと言われても
オメデタイと言われても

いいほうに信じる方が

結局は

自分が生きるのが楽になるのだと思う。

いつのまにか
いい人だらけになるから(笑)


普段から
自分がどんな聴き方をしているのか
少し意識してみてもおもしろいかもしれません。

いかに
言葉にいろんな感情をくっつけて聴いているか
(同じように「起こったこと」にも自分の解釈をくっつけて見ているか)

笑っちゃうくらいに
思い込みがあるから。

そのまま聴く。
心の中がスッキリしている人は

言葉をそのまま聴いてくれます。
(あるいはいい方に)

そのまま聴けば何でもないことが
固有の感情がくっつくから複雑になって
時にケンカになったりもする。


自分が何かをくっつけて受け取っていると気づいたら

次は

何もくっつけずに
そのまま聴く練習をしてみましょう(*^_^*)

だんだん楽になってきますよ




posted by Kaoru at 13:00| Comment(0) | コトダマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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