2016年11月05日

自然界のバランス

リワイルディング(再野生化)というのをご存知でしょうか?

アメリカのイエローストーンという国立公園の森が、鹿の増えすぎのため草木が減り、荒れていきました。

もとの環境に戻すために

狼が14頭、放たれました。

増えすぎた鹿は狼に捕食されたことと、
狼の遠吠えで恐れた鹿の交尾が減り、

数が制限されて次第にバランスを取り戻し

自然に草木が増えて
森は再生したのだそうです。


このとき、鹿の他にも個体数を増やした生き物がいました。

ビーバーです。

ビーバーは、自分のすみかをつくるため、
枝などを伐採してダムをつくり、川を塞き止めます。

そのため、浅瀬ができて、両生類などが増えた上、川の流れも穏やかになったのだそうです。

なぜ鹿が激増したのか?

それは、狼が家畜を襲うため、人間に駆除された結果、絶滅したからでした。

狼は、もともとイエローストーンの生態系の中で頂点に立っている存在でした。

鹿にとっての天敵がいなくなったため、バランスが崩れ、森が荒れたのです。


自然は
そのままの姿で
美しく調和している。


ビーバーはビーバーの都合で
枝などを伐採して川にダムをつくり、すみかをつくっているのに
それが浅瀬をつくり、他の生物が住みよい環境を作ることを手伝っている。


必要なものは与えられている。

欲張らなければ
足りる。

それが
美しくバランスしている。

自然に
自分の存在が
他の存在のためにもなっている

ただ自分であるだけで。

なんて美しい調和でしょうか。
どうして自然の調和は、すべてに優しくできているのだろう?


今あるものを大切にできれば

それでいいのかもしれない。




posted by Kaoru at 21:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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