2014年01月26日

おのれときさま

「おのれ〜むかっ(怒り)
「きさま〜むかっ(怒り)

時代劇などで、ケンカが始まる前に、よく聞くフレーズです。

どちらも、相手を罵る際に発する言葉ですが・・・

でも、これ、

「己」と「貴様」なんですよね。

昔っから思っていました。
相手を罵るのに、なんで「貴様」?
漢字からして最上級に敬ってない?


イミを調べてみた。

『己』
自分自身。私。おまえ。怒って発する語。

『貴様』
男が親しい人を(相手をののしって)呼ぶ語。
*昔は、目上に対する敬称だった。


どちらも、怒りの表現や罵りに使う。

でも、じぶん〜むかっ(怒り)と、あなたさま〜むかっ(怒り)って(笑)

怒りや罵り、成立してるのか、コレ?(笑)


剣道、柔道、空手など、最初に礼をしてから始めます。

古の合戦(一騎討ち)では「やあやあ我こそはどこそこのだれそれ・・・」とちゃんと名乗ってから始め、「戦場を先に放棄した方が負け」。

闘う相手あってこその自分の日々からの鍛練の発揮どころ。
あなたがいるから、私が存在できる。

『己』には、私とおまえの両方の意味がある。

殴りかかった拳のベクトルを、壁が同じ力で受け止めるから、拳がイタイc(>_<。)シ*
壁がカタイから「自分」を確認できる。



たとえケンカを始めようとしている直前でさえ、自分の存在の確かさを教え(映し出し)、自分を自分たらしめてくれる、相手に感謝。

怒りをぶつける相手は「己(じぶん)」。
罵る相手は「貴様(あなたさま)」。


自分の怒りや罵りをすべて受け止めてくれる相手に感謝(礼)。
罵らせていただきます。

己〜むかっ(怒り)
貴様〜むかっ(怒り)


posted by Kaoru at 08:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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