2011年02月07日

ミケ

絵を描いています。
白い紙を見て、頭に浮かんだ構図を紙にうつし(頭の中で大体の構図を想像し、どう組み合わせるか、何を書きこむか、何が要らないか、総て最初に頭の中で決める)、人物がいる場合、顔の中心から書き進めていきます。下書きはなしです。描き始める時には、全部決まっています。描いている途中でふと思いついて追加したりなどして、修正する事もありますが、たいていは一発勝負です。書き直しをすることは、滅多にありません。描き上げても、気に入らないと、捨てます。
構図が決まったら、ただひたすらにペンを走らせる。
その間、頭の中はカラッポです。
墨絵のように、影の部分から描いていき、全部を濃淡だけで表現します。ここが一番エネルギーの要るところです。この部分で「もう色をのせなくてもこれで完成でいいんじゃないか」と思うくらい描き込みます。
そのあと、パステルで色をのせていき、色鉛筆で細部を描き込んで完成。


ミケランジェロが言ってました。「真の芸術作品は、ひっそりと大理石の中に潜んでいる。芸術家は心に何のわだかまりも持たず、ただ叡智に導かれて鑿を振るい、大理石の中から、その作品を取り出すだけ・・・」

また、大仏師 故 松久朋琳氏もこう言ってます。「仏像彫刻とは、木を削って仏さまを彫るのではなく、木の中にいらっしゃる仏さまを塵を払ってお迎えするのだ」

国の違うふたりが、同じ事を言っています。
ずいぶん前に、それぞれの言葉をきいたときに、深く共感しました。
ずいぶん経つのに、未だ届かず・・・

しかし、ヒーリングにも何か通じるものを感じます。

そこに到達するまでには遠い道程ですが、そういう自分でありたいと思いました。


posted by Kaoru at 20:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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