先日
中村獅童さんの密着番組があり
密着中に
ちょっとしたことが原因で
中村獅童さんの機嫌が悪くなり
怒ってしまった
というワンシーンがありました。
それでも
奥さまはいっさい文句を言わず
口答えもせず
「確認しなかった私が悪い」と
全く気にしていない様子。
でも
それにはワケがありました。
今は亡きお義母さまに言われた大切な言葉があったのです。
「役者という仕事は情熱がないとできない仕事。すぐにカーッとならないと、エネルギーにならないから」と。
情熱とエネルギーがないと歌舞伎役者はつとまらない。
というようなことを言われていたのだそうです。
闘病中
獅童さんは元気がなく
いっさい怒鳴ることもなかったと言います。
エネルギーをまったく感じられなかった。
だから
いまでは、感情の起伏が激しいほど安心するのだそうです。
いくら怒られてもへっちゃら。
元気でさえいてくれれば
それでいい。
こんなささいな喧嘩はどうでもいい。
こんなふうに
「頑固さ」は「持久力(困難に耐え抜く力)」
「飽きっぽさ」は「常に新しいものを追いかける力」
「感じやすさ」は「共感能力の高さ」
として
ポジティブ変換できるのです。
ちょっと扱いに困るあの人も(笑)
どこかでがんばっていたり
傷ついていたりすることがあると想像すると
少しは
優しくしてみようかなという気にならないでしょうか(笑)
そこまでできなくても
スルーできるようになったり
気にしなくなるようになれたりするだけでも
ずいぶん
自分への負担が減ってきます。