再放送だと思うのですが、
築地での最後のイベントや、ふぐ供養が行われる様子が紹介されていました。
ふぐ供養・・・
箸供養や橋供養、針供養などは聞いたことがあるのですが・・・
供養祭は、ふぐのシーズンの終わりの頃、
殺生してきたふぐ族への感謝の気持ちをこめて行っているものなのだそうです。
ふぐは、「ふく」とも呼ばれ、縁起物としても喜ばれていますね。
そして、おいしい。
全国から業者が集まり
祭壇や香典も用意され、お焼香もします。
人間の食料として命をなくしたふぐの供養と、ふぐの食中毒の防止などを祈願した後、
大きくなって再び戻ってくるよう祈り、来期の豊漁を願って、200匹のふぐが魚市場の岸壁より隅田川に放流されたのだそうです。
日本人は
古来から何にでも神を見いだした。
どんなことをも大切にしてきた。
どんないのちも同じように向き合ってきた。
この感受性が好きです。